ロレックス、「エクスプローラー」シリーズ2021年モデル
ロレックスは、アウトドア向けのプロフェッショナルウォッチ「エクスプローラーII」「エクスプローラー」の2021年モデルを発表した。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches & Wonders」(ウォッチ&ワンダー)にて公開した。自動巻きの機械式腕時計で、価格は「エクスプローラーII」が898,700円、「エクスプローラー」が676,500円~。
エクスプローラーII
「オイスター パーペチュアル エクスプローラーII」の2021年の新作(Ref.226570)は、ケースとブレスレットのデザインに変更を加え、最新のムーブメントを搭載したのが特徴。
ダイヤルはホワイトラッカーで、アワーマーカーはPVDによるブラックコーティング。時針・分針・秒針はマット仕上げのブラックラッカーになっている。ダイヤルがブラックのモデルもラインナップする。特徴的な24時間針は、ダイヤルに記される「Explorer II」の文字と同じオレンジ色を引き続き採用している。発光素材はロレックス独自のクロマライトディスプレイ。
ムーブメントはキャリバー3285。2018年に発表、2021年から採用されるもので、精度、パワーリザーブ、耐衝撃性、耐磁性を備える。自動巻きは両方向巻き上げ。パワーリザーブは約70時間に拡大されている。振動数は28,800振動/時。
ロレックス独自の高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)認定。この検査は、クロノメーター(COSC)認定のムーブメントを時計として組み立てた後、さらに厳しい独自基準で検査を行なうもの。精度は日差±2秒以内となる。
ケース径は42mm。ケースとベゼル、ブレスレットの素材はいずれもロレックス独自の合金であるオイスタースチール。防水性能は100m防水。風防は反射防止コーティングが施されたサファイアクリスタル。ブレスレットにはセーフティキャッチ付オイスターロッククラスプと、長さを5mm延長するイージーリンクも備わる。国際保証は5年間。
速報【2021新作時計】ロレックスが新作を公開!エクスプローラー I とII が揃ってモデルチェンジに!
昨年は、新型コロナウイルスの影響で、4月下旬開催を予定していたバーゼルワールドが中止となり、4カ月遅れの9月1日に公式ウェブサイトでの新作発表となったロレックス。今年は、リシュモングループを主軸に全38ブランドが参加して本日7日から13日まで開催されるオンラインデジタルイベント“ウォッチイズ&ワンダーズ ジュネーヴ2012”に参加。日本時間19時からロレックス公式サイトにて2021年新作モデルが公開された。
そして発表されたメンズラインは、今年50周年を迎えたエクスプローラー II と、もうひとつ候補とされていたエクスプローラー I が揃ってフルモデルチェンジ 。ほかにデイトナとデイトジャストに新文字盤が登場し、ステンレスモデルのGMTマスター II にオイスターブレスが復活。スカイドゥエラーにはジュビリーブレス仕様が新たに追加された。
速報としてここでは、今回モデルチェンジに至ったエクスプローラー I と II について簡単に紹介したいと思う。
<エクスプローラー I >
新型エクスプローラー I 。Ref.124273。K18YG×SS(36mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.3230)
今回特に注目したいのがこのエクスプローラー I だ。見た目はほとんど変わらないものの、ケースサイズが39mmから36mmにダウンサイズされて、本来のサイズに戻った点は大いに評価できるのではないか。ただ、まさかのコンビモデル(ロレックスではロレゾールと呼ぶ)が新たなバリエーションとしてラインナップに加わることを、誰が予想できただろうか。
搭載する自動巻きムーヴメントは、2020年に発表されサブマリーナーのノンデイトタイプに採用された約70時間パワーリザーブのCal.3230だ。なお、写真がなく掲載していないがステンレススチールタイプもライナップしているためご安心を。価格はSS(Ref.124270)が67万6500円(若干下がっている)。K18YG×SS(Ref.124273)が114万2900円だ。
<エクスプローラー II >
新型エクスプローラー II 。Ref.226570。SS(42mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.3285)
エクスプローラー II は、今年がちょうど誕生から50年という節目の年を迎え、グッドタイミングだったこともあって発表前からモデルチェンジが有望視されていた。その意味では大方の予想どおりの結果だった言える。
ただ、多少はデザイン的な変化を期待したのだが、白文字盤についてはほとんど変化が見られず、一方の黒文字盤タイプについても、オレンジの24時間針中央が黒いペイント(文字盤の黒に溶け込むファントム効果と呼ばれる仕様)の2色使いだったのに対して、新作はすべてオレンジカラーに仕様変更され、より目立つよう強調されたぐらいで、事実上はほとんど変わっていなかったことが少々残念だ。
搭載する自動巻きムーヴメントは、GMTマスター II と同じ約70時間パワーリザーブのCal.3285。価格は各89万8700円である。
【画像】ロレックス2021年新作、デイトナとデイトジャストの新文字盤をチェック!
なお後日、筆者が毎週日曜日に連載している「ロレックス通信」にて詳しく書きたいと思う。
ROLEX(https://www.rolex.com/ja)
フォード エクスプローラー、ドライブシャフト脱落で走行不能となるおそれ
フォードモーターカンパニーは4月2日、『エクスプローラー』のドライブシャフトブラケットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2013年11月1日~2015年11月9日に製造された2086台。
対象車両は、フロント右ドライブシャフトブラケットにおいて、設計時の強度検討が不適切なため強度が不足。そのため金属疲労等によりブラケットが破損し、最悪の場合、ドライブシャフトが抜けて走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、フロント右ドライブシャフトブラケットを点検し、未対策品が装着されている場合は対策品に交換する。
不具合は285件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。