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今や、ロレックスのオイスタースチールモデルは入手が困難で、元の小売価格をはるかに上回る価格で取引されている。「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」のプレミアム価格から、もう少し予算をプラスすれば、オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」を選択肢に加えられるのだが、果たしてその価値はあるのだろうか?

38mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ」には、ブルーのインダイアルが付いたモデルもある。

Originally published on watchtime.com

Text by Jens Koch

Edit by Yuzo Takeishi

2021年4月8日公開記事

デイトナ VS ロイヤル オーク クロノグラフ

オイスタースチール製のロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」は、もう何年もの間、非常に希少なモデルとなっている。しかも、欲しても手に入れられない状況は、近年ますます加速している。リテーラーにとっては、この人気モデルのウェイティングリストを維持するのは難しく、しかも再販価格は新品のほぼ2倍となっている。そこで提案したいのが、中古のロレックスのクロノグラフを購入する代わりに、もう少し予算を上乗せして「ロイヤル オーク クロノグラフ」を購入するのはどうかということだ。もちろん、このモデルもどこでも手に入るわけではない。しかし、運良く入手できるのであれば、追加の費用はごくわずかだ。

両モデルとも、ケースとブレスレットはステンレススティール製。ロイヤル オーク クロノグラフが38mmと41mmの2サイズを展開する一方、「デイトナ」はその中間の40mmだ。ケース厚ではオーデマ ピゲに分があり、その厚さはわずか11mmと、ロレックスよりも1.5mm薄い。ただしロイヤル オーク クロノグラフの防水性能は50mで、ロレックスの200mよりもはるかに下回る。さらに、傷が付きにくいセラミックス製ベゼルが「デイトナ」をより耐久性のある時計にしているのだ。デイトナが採用するねじ込み式のプッシュボタンも、耐久性に貢献している。ロイヤル オーク クロノグラフではリュウズのみがねじ込み式だが、それはつまり、クロノグラフの操作がスムーズに行えることを意味している。

オーデマ ピゲの先端に向けてテーパードしていく一体型ブレスレットは、エッジとネジをポリッシュ、表面をサテンでそれぞれ仕上げており、タキメータートラックのようなスポーティーなアクセントを備えたロレックスよりもエレガントな雰囲気を放っている。このエレガンスは、ロイヤル オーク クロノグラフのダイアルに施されたグランドタペストリーによって強調されている。円と八角形の相互作用は素晴らしく「ロイヤル オーク」ならではの特徴である。一方、カウンターリングと夜光性のマーカーはロレックスの個性を際立たせるが、それ以外はスポーツクロノグラフのプロトタイプのようにも見えてしまう。

ロレックス「デイトナ」には、ブラックとホワイトのダイアルが用意されている。

残念ながら、どちらのモデルもシースルーバックではないため、ムーブメントを確認することはできない。ロレックスのデイトナに搭載されているのは、自社製の自動巻きキャリバー4130。これは2000年に発表されたムーブメントで、2万8800/時の振動数によって精度を高めている。垂直クラッチの採用で、スタート時にクロノグラフ針がぶれることはなく、エレガントなコラムホイール機構はプッシュボタンのスムーズな操作を確保。約72時間のロングパワーリザーブも実用的だ。テンプのブリッジとブルーのパラクロムヒゲゼンマイは、摩擦の軽減と耐磁性に貢献している。さらにマイクロステラ・ナットの採用やC.O.S.C.認定、独自の厳しい品質基準に準拠しているため、日差±2秒の高い精度を実現している。

この点においてロイヤル オーク クロノグラフは太刀打ちできない。1987年に製造されたフレデリック・ピゲのキャリバー1185をベースとしたキャリバー2385を搭載し、振動数は2万1600振動/時、パワーリザーブはわずか約40時間だ。しかし、薄さは優っている。こちらも垂直クラッチ採用のコラムホイールに加え、トリオビス型緩急針を採用しており、デイトナにはないデイト表示がある。

では、差額に見合う価値はあるのだろうか? オーデマ ピゲの場合、追加予算はケースやブレスレット、ダイアルに見られる複雑な仕上げに充てられると言えるだろう。もちろんロレックスの方が耐久性に優れ、しかも高精度だが、定価以上の支払いを避けたい人にとっては「ロイヤル オーク」は現実的な代替候補となり得るであろう。

ラバーストラップと太い針を備えた「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」は、より力強いルックスに。