10の部屋から紐解くルイ・ヴィトンの大規模展覧会「LOUIS VUITTON &」、歴代のレアコラボが集結
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原宿駅前の「ジング(Jing)」で3月18日から約2ヶ月間にわたって開催されるエキシビジョン「ルイ・ヴィトン &(LOUIS VUITTON &)」。タイトルの「&」が示すように、本展ではこれまでに発表されてきた数々のコラボレーションが一堂に会し、それぞれの作品やブランドのサヴォアフェール(匠の技)、そしてブランドと日本の結びつきにフィーチャーしています。会場には、今となっては実物を見ることが難しいファン垂涎のレアなコレクションの数々が。10の没入型スペースから構成されるエキシビジョンを部屋ごとにチェックしていきましょう。
1つ目の部屋: クリティカルポイント
まずはエントランスから。日本人アーティスト池田亮司によるインスタレーション「クリティカルポイント」がゲストを迎えます。天井のスクリーンと同じ大きさの鏡が床に配置されており、地図のような不思議な映像に思わず吸い込まれてしまいそう。
2つ目の部屋:ルイ・ ヴィトン:受け継がれる真髄(こころ)
トランクメーカーとして1854年に創業した「ルイ・ヴィトン」。2つ目の部屋では3名のアーティストが手掛けた創業者ルイ・ヴィトンのポートレイトが壁にかけられ、ブランドのオリジンにフォーカスします。ギターや絵画を運搬するためのケースのほか、指揮者ストコフスキーのために製作されたデスクトランクなど、様々な用途のために特注されたトランクがディスプレイされています。
右のトランクケースは、2018年にアムステルダム国立美術館の依頼でフェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」を日本に運搬するためにオーダーメイドで製作されたもの。
3つ目の部屋: アーティスティック ・ コラボレーション:伝統の創造
ここではルイ ・ ヴィトンが手掛けてきたアーティスティック ・ コラボレーションが展示。アールデコ時代のグラフィックデザイナー ピエール=エミール ・ ルグラン(Pierre-Émile Legrain)の広告をはじめ、マルセル ・ ワンダース スタジオ、nendo、吉岡徳仁といったクリエイターによる「オブジェ ・ ノマド コレクション」が並びます。時空を超えたようなサイケデリックな背景は、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋オープン時のウィンドウディスプレイを手掛けたKenta Cobayashiの作品。
4つ目の部屋:シルクを彩るアート
カレ ・ ド ・ ソワ(シルクスカーフ)がアート作品として壁一面を彩り、まるでギャラリーのような空間の4つ目の部屋。1980年代のソル ・ ルウィット(Sol LeWitt)のコンセプチュアルな作品からジェフ・クーンズ(Jeff Koons)が手掛けたマスターピースコレクションのモナリザまで、過去20年間に手掛けられたモダンでカラフルな絵柄はそれぞれがグラフィカルでユニークなものばかりです。壁紙はお馴染みスティーブン・スプラウス(Stephen Sprouse)のグラフィティ。
5つ目の部屋:アイコンの再解釈
5つ目の部屋、ミラールームには、モノグラムキャンバスが100周年を迎えた1996年に発表された「セブン デザイナーズ コレクション」や、2014年の「アイコンとアイコノクラスト:CelebratingMonogram」といったプロジェクトで披露された数々のレアなコラボバッグが大集合。
カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やヘルムート・ラング(Helmut Lang)、アズディン・アライヤ(Azzedine Alaia)、マノロ・ブラニク(Manolo Blahnik)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)といったデザイナーや、シンディ・シャーマン(Cindy Sherman)やフランク・ゲーリー(Frank Gehry)といった錚々たるクリエイターたちが参加し、それぞれの視点で解釈したモノグラムバッグが並びます。原型を留めない自由でクリエイティブなバッグは、今見てもどれも前衛的なものばかり。スクリーンには当時のキャンペーンヴィジュアルが映し出され、進化を遂げながらもタイムレスであり続けるモノグラムの魅力を伝えています。
左:カール・ラガーフェルドとのコラボ「パンチング バッグ ベイビー」(2014)右:マーク・ニューソンとのコラボ「フリース バックパック」(2014) フランクゲイリーとのコラボ「ツイステッド ボックス」(2014) クリスチャン・ルブタンとのコラボ「ショッピング バッグ」(2014) ヴィヴィアン・ウエストウッドとのコラボ「バム バッグ」(1996) アズディン・アライアとのコラボ「アルマ パンテール」(1996) シンディ・シャーマンとのコラボ「スタジオ イン トランク」
6つ目の部屋: 川久保玲によるルイ・ヴィトンの世界
2014年に発売され、今年ブラックモデルで7年振りに復刻されたことも話題になった「バッグ ウィズ ホールズ」。6つ目の部屋はまるでバッグの内側にいるかのような空間で、過去に川久保玲が手掛けたルイ・ヴィトンのバッグを穴から覗くことができます。2008年に発表された6つのパーティーバッグも。
新旧の「バッグ ウィズ ホールズ」
7つ目の部屋 :真っ白なキャンバスに見立てたバッグ
ブランドのアイコニックなモノグラムラゲージバッグもこれまでに様々なアーティストやブランドとコラボレーションをしてきました。メタリックやプリズム、グラフィックやロゴなどがあしらわれたキーポルが、デジタルウォールの中に浮かび上がります。
8つの目の部屋:ルイ ・ ヴィトンと日本:レザーグッズの伝説
数々のアーティストの中でも、ルイ・ヴィトンコラボを語る上で欠かせない日本人アーティストの1人が村上隆。マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)指揮下の2003年春夏シーズンに登場したポップな「マルチカラー」コレクションをはじめ、チェリーやフラワー、スマイリーフェイスが描かれた斬新なモノグラムは海外人気も高く、街でよく見かけた人もいるのでは?
そしてもう1人の日本人アーティスト、草間彌生。2012年に発表されたコラボコレクションは、バッグやウェアがアイコニックなドットでカラフルに彩られました。
9つ目の部屋: アートとファッションの出逢い
今でこそファッションブランドとしての地位を確立しているルイ・ヴィトンですが、ファッションコレクションをスタートしたのは1998年。16年間ルイ・ヴィトンに在籍したマーク・ジェイコブスや現アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)が手掛けたウェイメンズ、キム・ジョーンズ(Kim Jones)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けたメンズのコレクションピースが、当時のショー映像とともにディスプレイされています。
2008年春夏ウィメンズコレクション 2013年春夏ウィメンズコレクション 2019年ウィメンズクルーズ・コレクションに登場したル「イ・ヴィトン×グレース・コディントン」 2015-16年秋冬メンズコレクション 2017-18年秋冬メンズコレクション
最後の部屋: ルイ ・ ヴィトンと日本:ファッショナブルなラブストーリー
日本とのゆかりも深いルイ・ヴィトン。最後の部屋では、日本とブランドの繋がりを代表的なコラボレーションとともに紹介しています。2017年に滋賀県のMIHO MUSEUMで行われた2018年クルーズ ・ コレクションから、山本寛斎の作品にオマージュしたピースなどがラインナップ。
そのほか、藤原ヒロシの「フラグメント(fragment design)」やクリストファー・ネメス(Christopher Nemeth)、記憶に新しいNIGO®とのコラボレーションアイテムを身に付けたマネキンが並びます。どれも話題を集めたコラボばかり。
そして、中央に展示された一際存在感のあるピース。こちらは、山本寛斎がデヴィッド・ボウイに提供した衣装としても知られる、通称「TOKYO POP」ジャンプスーツです。
本展のために山本寛斎事務所から借りたものだそう。
Extra
2階は「オブジェ ・ ノマド コレクション」をはじめとするルイ・ヴィトンのレザー技術を駆使したホームウェアの数々がテーマに沿って展示されています。中にはビリヤードやテーブルサッカー、DJセットといったスペシャルなアイテムも。よく見るとモノグラムモチーフがあしらわれていたり、細かいところまでブランドのエッセンスが散りばめられています。
ギフトショップ
会期中、別館1階で展開されるギフトショップもエキシビジョンの楽しみの一つ。建築家・菅原大輔によって手掛けられた店内では、スモールレザーグッズ、「ギフティング」コレクション、スカーフなどのテキスタイル、書籍、フレグランスなどが販売されています。ここでしか買えない「LOUIS VUITTON &」の文字がエンボスされたカードケースは、ホットスタンピングサービスでイニシャルなど最大3文字まで刻印できるそう。今回初登場となるメゾンのマスコット「ヴィヴィエンヌ」の"ペット"「ペニチュラ」のオブジェもギフトショップ限定のアイテム(全4色)です。
ケードケース(ギフトショップ限定)税別3万1000円 ホットスタンプのサービスも ミニペチュラ(ギフトショップ限定)税別11万5000円
展示されている品々はルイ・ヴィトンが所有するアーカイブで、今回の展覧会のために各地から集められた貴重なものばかり。特に発売当時も話題を集めたクリエイターやアーティストとの歴代コラボは必見です。エキシビジョンへの入場は無料ですが、公式サイトから事前予約が必要なのでご注意を。会期は5月16日まで。
■ 「LOUIS VUITTON &」
会期:2021年3月19日(金)〜 5月16日(日 )
10:00〜 20:00(最終入場 19:30)無休
住所:東京都渋谷区神宮前 6-35-6 jing
電話番号:0120-00-1854
入場無料
「ルイ・ヴィトン」の歴史的コラボが集結する展覧会 川久保玲から「シュプリーム」まで
PHOTO:YUTA KONO “クリティカルポイント” PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、過去のコラボレーションを振り返る展覧会“ルイ・ヴィトン &”を3月19日〜5月16日に東京・原宿のジング(JING)で開催する。入場には事前予約が必要で、同ブランドの公式サイトで受け付けている。
会場内は10の展示スペースで構成。あらゆる分野のアーティストやデザイナー、ブランドとの協業の経緯や作品が見られる。日本人アーティストの池田亮司によるインスタレーション“クリティカルポイント”のスペースの先には、ルーツであるトランクをはじめ、バッグやスカーフ、プレタポルテ、アート作品が並び、フロアごとに趣ががらりと変わる空間演出も特徴だ。
空間丸ごと川久保玲コラボ
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川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:SHUHEI SHINE 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO 川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーとのコラボレーション“バッグ ウィズ ホールズ”をイメージした空間 PHOTO:YUTA KONO
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲デザイナーとコラボレーションした“バッグ ウィズ ホールズ(BAG WITH HOLES)”を展示するスペースは、空間全体を巨大な“バッグ ウィズ ホールズ”のように演出し、同展のために川久保デザイナーと制作した特別な作品を展示している。ほかにもアーティストの村上隆や草間彌生、デザイナーの山本寛斎やNIGO®ら日本人との協業作品を展示するスペースも設けている。
PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:YUTA KONO PHOTO:SHUHEI SHINE PHOTO:YUTA KONO “デジタリー・イン・モーション” PHOTO:SHUHEI SHINE 一般来場者は入場できない2階スペース PHOTO:YUTA KONO 一般来場者は入場できない2階スペース PHOTO:YUTA KONO
さらに2008年のリチャード・プリンス(Richard Prince)とコラボレーションしたナースシリーズや、15-16年秋冬メンズ・コレクションのクリストファー・ネメス(CHRISTOPHER NEMETH)、17-18年秋冬メンズの「シュプリーム(SUPUREME)」とのタッグが一堂に会するスペースも迫力満点だ。1階最後の展示スペースに設置した巨大なデジタルスクリーン“デジタリー・イン・モーション”は、前に立つ人の動きに合わせてグラフィックが変化するユニークな仕掛けが盛り込まれている。一般来場者は入場できない2階には、家具やホームグッズを展示する。
限定品も並ぶギフト店
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建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO 限定の新キャラ“ペチュラ ミニ”(11万5000円) PHOTO:YUTA KONO 限定のカードケース(3万1000円) PHOTO:YUTA KONO 建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO 建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO 建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO 建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO 建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップ PHOTO:YUTA KONO
1階には建築家の菅原大輔がデザインしたギフトショップを併設。鮮やかなカラーリングのポップな空間に、アクセサリーやギフト、フレグランス、旅をテーマにした書籍などが並ぶ。同展限定のカードケース(3万1000円)と、マスコット“ヴィヴィエンヌ”の友人となる新キャラクター“ペチュラ”のミニサイズ(11万5000円)を50個限定で販売する。
■LOUIS VUITTON &
開催期間:3月19日〜5月16日
営業時間:10:00〜20:00(最終入場は19:30)
住所:東京都渋谷区神宮前6–35-6 JING
定休日:無休
※入場には事前予約が必要
ルイ・ヴィトンのコラボを振り返る展覧会「LOUIS VUITTON &」の見どころをレポート!(Mayumi Numao)
10のスペースで構成された本展は、メゾンのDNAとも言うべき「旅」に欠かせないトランクケースからスタート。1854年の創業から手がけてきた貴重なレアアイテムが多数並んでいましたが、その中に交じりインパクトを放っていたのが、キム・ジョーンズと「フラグメントデザイン」の藤原ヒロシがコラボした「モノグラム・エクリプス フラッシュ キャンバスのギターケース(2017-18秋冬)」。1964年に指揮者ストコフスキーのために製作されたデスク・トランクの上に飾られているのが、時代を超越したクリエイティビティを感じさせます。
ここからは、歴代の超人気コラボをプレイバック。マーク・ジェイコブスと村上隆によるコラボは2003年に実施。もうそんなに時間が経つんだなぁと思いましたが、色褪せない魅力を放っていました。
この赤いボストンバッグを見ると、表参道〜原宿界隈の"超"大行列を思い出さずにはいられない! 2017年6月に開催されたシュプリームのポップアップイベントは、忘れられない社会現象となりました。当時、「整理券を求めた人で青学付近まで行列が出来ている!」とVOGUE編集部で盛り上がったのを今でも鮮明に覚えています。
アーティストの草間彌生の作品は、バッグに加えて、サングラスやシューズなどバリエーションが豊富。
今回の展覧会の見どころのひとつ、コム デ ギャルソンの川久保玲とのアーカイブ作品は見応えたっぷり。こちらは、2014年に誕生した「バッグ ウィズ ホールズ」。
「バッグ ウィズ ホールズ」は、2014年と2021年の最新作を並べて展示。今回の新作も発売前から話題殺到で、プレミア化は必至です。
「本気で今欲しい!」と思ったのが、こちらの作品。2008年に作られたモノグラム・キャンバスの「サック・ドゥ・ポッシュ」。コム デ ギャルソンが日本初のルイ・ヴィトン ストアへのオマージュとして、1974年に誕生した「ヴィド・ポッシュ」を再解釈したそう。時を経ても変わらない洗練さはお見事です。
3月20日にリニューアルオープンするルイ・ヴィトン銀座並木通り店で販売される、十一代目市川海老蔵の化粧ケース 、「ボワット・ファルマシー」も発見! 成田屋の三升紋を西陣織で仕上げたスペシャルな作品です。
シンディ・シャーマンとのコラボ(2014年)は、カラフルな特製のデスクトランク。
2020年7月にお亡くなりになった山本寛斎さんとのコラボも圧巻でした。日本をこよなく愛するニコラ・ジェスキエールが、滋賀県信楽のミホ・ミュージアムで披露した2018年リゾートコレクション。寛斎さんにオマージュを捧げ、彼がデザインしたアイコンやシンボルがバッグやアクセサリーの随所に。スポーティーかつモダンな雰囲気は、今見ても気分が上がります。
今回、寛斎さんに哀悼の意を込めて、彼が1971年にデヴィッド・ボウイのために製作した「TOKYO POP」のジャンプスーツも展示されていました。内覧会では、「これも一緒に観られるなんて!」と感激するメディア関係者が多数いました。このサプライズな展示、必見です。
こちらは2008年春夏に発表された、マーク・ジェイコブスとアーティストのリチャード・プリンスのコラボです。2002年にプリンスが描き始めたナース・シリーズの絵画に敬意を表し、12人のナース姿のモデルが登場したショーを開催。コロナ禍の今、このコレクションはいっそう特別なものとして目に映りました。
『VOGUE JAPAN』にとって印象的なルックを発見! 当時20歳のフェルナンダ・リーが、ルイ・ヴィトンのショーで彗星のごとくデビューしたのは2016年。『VOGUE JAPAN』2016年3月号では、このルックを纏った彼女にカバーガールを務めてもらいました。懐かしい!
最後にご紹介するのは、展覧会に併設するギフトショップ。上の画像は、ここでしか購入できない「ヴィヴィエンヌ」のオブジェ(¥126,500 税込)。全4色展開で、各色45点ずつという超レアアイテムです。
展覧会限定のカードケース(¥34,100 税込)を購入すると、無料でイニシャルをつけてくれるサービスも。
フレグランス好きには、先行発売の新作「On the Beach」がおすすめ。柚子とネロリがすっきりと香るユニセックス仕様だから、ギフトとして贈るのもぴったりです。
駆け足でご紹介しましたが、本当に見どころが盛り沢山! メゾンの歴史と魅力を堪能できるスペシャルなエキシビションをチェックしてみては。
※この展覧会は入場無料ですが、事前予約が必要となっています。公式サイトの予約ページを必ずご覧ください。
LOUIS VUITTON &
会期/2021年3月19日(金)〜5月16日(日)
会場/東京都渋谷区神宮前6-35-6 jing
開館時間/10:00〜20:00(最終入場 19:30)
入場料/無料 ※要事前予約
専用ページ
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/lv-and#