特殊詐欺の出し子か、岡山の小学校講師を逮捕 兵庫県警:朝日新聞デジタル
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二宮和也主演の家族映画、キャスト陣の結束を固めたのは中野量太監督のあるこだわり|ホミニス
これまでに数々の映画、ドラマに出演してきた二宮和也。飾らない自然体のたたずまいはもとより、与えられた役に対する深い理解力、巧みでありながらも繊細な表現力など、俳優としての評価も非常に高く、これまで彼と一緒に仕事をしたクリント・イーストウッド、山田洋次、蜷川幸雄ら、名だたる巨匠たちも彼の演技に魅了されたことを明かしている。
『硫黄島からの手紙』『検察側の罪人』など、俳優・二宮和也の代表作というべき作品はいくつも挙げられるが、そんな彼の新たな代表作ともいうべき作品が、7月17日(土)にWOWOWプライムで放送予定の映画『浅田家!』である。写真家・浅田政志が手がけた2冊の写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」を原案に、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で高い評価を受けた中野量太監督が、実話に基づいた独自の目線で紡いだオリジナルストーリーとなる。
二宮が演じるのは、子どもの頃に父親からカメラを譲り受けたことで写真撮影に興味を持ち、写真家を志す浅田家の次男・浅田政志。やがて彼は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体に"家族がなりたかったもの"や"家族でやってみたいこと"をテーマにした、コスプレの家族写真というユニークな撮影スタイルを考案。写真界の芥川賞とも言われる木村伊兵衛写真賞を獲得する。そしてそこから、日本各地の家族からの撮影依頼を受けるようになるが、その時、東日本大震災が起きる――。
本作の主人公・政志役のキャスティングを決めるにあたり、本作の監督、プロデューサー陣からは口々に「二宮和也で」という声があがった。確かな演技力はもとより、ひょうひょうとした存在感の二宮なら、政志を人間味あふれる、愛嬌のある人物として演じてくれるのではないか、という期待感もあったという。
映画の原案となった写真集「浅田家」には、「消防士」「極道」「選挙」「バンド」「レーサー」「大食い競争」などといったテーマをもとに4人の家族が行ったコスプレの写真が掲載されていたが、本作ではそんな浅田家のコスプレ家族写真19点を、兄役の妻夫木聡、母役の風吹ジュン、父役の平田満、そして政志役の二宮たちが完全再現。しかもその再現写真を撮影したのは、本作の原案を務めた写真家・浅田政志本人だというのもユニークだ。
映画『浅田家!』より (C)2020「浅田家!」製作委員会
家族映画の名手である中野監督はこれまでも、俳優たちが家族に見えるように、さまざまな方法を駆使して、"俳優たちが家族になるための作業"を行ってきた。もちろんプロの俳優ならば、芝居で家族を演じることは難しくはないだろうが、そこから先の"芝居を超えたもの"を映し出そうとするのが、中野監督のスタイルである。
例えば母娘の愛情を描いた『湯を沸かすほどの熱い愛』の時には、中野監督が撮影前に、宮沢りえ、杉咲花、子役の伊東蒼たちに毎日のようにメールのやりとりをするようリクエスト。それによって"母娘"としての役者陣の距離が縮まることとなった。そして認知症を患った父親とその家族の姿を描いた次回作『長いお別れ』の時には、撮影前にハウススタジオを借りて、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努ら家族を演じるキャスト陣が集合。父親(山﨑)が認知症にかかる以前に行われたであろう、劇中では描かれなかった父の誕生日会を実際に行ってみることで、家族が父親を思う気持ち、せつなさがより深まったという。
映画『浅田家!』に出演の妻夫木聡(左) (C)2020「浅田家!」製作委員会
そして本作では、写真集「浅田家」のコスプレ家族写真を再現する作業が、家族を演じるキャスト陣の結束を固めることにつながった。中野監督はそのために、映画の撮影スケジュールの最初の日に、家族のコスプレ写真「消防士」を再現する、というスケジュールを組み込んだ。場所は写真集に掲載された実際の写真を撮影した際にも使用された、三重県津市にある消防署。キャストが身にまとっている消防服も、実際の浅田家の4人が撮影当時に使用したものだったという。
本作の撮影で、4人の俳優陣が顔を合わせたのはこの日が初だったが、本物の浅田家が行った撮影を追体験することで、浅田家を演じる家族の距離も一気に縮まった。本作で描かれる4人の家族の距離感が絶妙なのは、そうした演出によるところも大きかったのだろう。
文=壬生智裕
20代の小学校女性教師を特殊詐欺関与で逮捕 勤務校は「変わった様子なかった」 – ニュースサイトしらべぇ
兵庫県警は25日、岡山市立芳泉(ほうせん)小学校常勤講師の平田理恵容疑者(29)を窃盗の疑いで逮捕。89歳の女性から現金をだまし取った様子が防犯カメラで撮影されていた。
■ATMで現金引き出し
県警によると、平田容疑者は今月9日午前8時頃、岡山市内の商業施設のATMで川西市の女性名義のカードを使って現金10万4千円を引き出した。
女性の家には、その日の前日に市役所や金融機関の職員を名乗る男から、保険金の還付があるとの電話が。その後、平田容疑者が女性の自宅に出向き、キャッシュカードを受け取った。不審に思った女性が銀行に問い合わせたことで事件が発覚。
調べに対して平田容疑者は、「キャッシュカードをだまし取った」と供述し、容疑を認めている。県警は同容疑者が特殊詐欺に関わり、余罪もあるとみて詳しく捜査している。
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■謎の3年間
岡山市教育委員会教職員課によると、平田容疑者は2014年5月20日から翌年3月15日まで、非常勤講師として市内小学校に勤務した。その後いったん退職し、2018年4月から常勤講師として芳泉小学校に赴任。今年4月からは、1年生の学級担任を務めていた。
教職員課は、「いったん退職した後に何をしていたのか。また教員採用試験の受験歴についても個人情報保護条例の関係で話せない」としている。